
4月に『会社辞めたい宣言』を発令したオレだったけど、いざ退社予定の5月31日を迎えてみると、同時に辞めるはずだったリーダー達を見送る側に立っていた。
あれほどわめいたのは何だったのか。あの日マネージャーに言ったあの決意は。Flashはどうなった。
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現在、退職時期については保留している。
辞めようとしてたオレをみんなが優しい言葉で繋ぎ止めてくれたのが、その一因でもあるが、それよりも、辞める前にようやく任された案件で己の無力さに愕然としたことが、まだ辞めるべきでない大きな理由だと悟ったからだ。
実は、コーダーチームからデザインチームに移ってからも引き続きFlashを担当することがほとんどで、実質、デザインらしいデザイン業務をしてこなかった肩書きだけのデザイナーだった。
それが、[オレが辞める]→[Flash要員が居なくなる]→[他デザイナがFlashを担当(教えながら)]→[その替わりにオレがページデザイン担当]→[・・・女性的なデザインってどうやんの!?]→[色味が気に食わない!?統一感が無い!?]→[うわあああ亜wせdrftgyふじこlp;@:]→[すいません今のオレの力では出来ないです・・・]→[辞めるの、辞めます]
情けない話だけど、今さら、今になって、辞めることが惜しくなってきた。
それと同時に、辞めることが怖くもなってきてた。
「オレ、6月から独立するかもしれんよ。フリーランス!」
友達や親に粋がって言ってた言葉も今ではちょっと恥ずかしい。
デザイン以外を請け負う形でなら、確かに独立は出来る。だけど、ちょっと考え直そうと思った。今、壁にぶち当たってもがいているこの状況こそが、自分にとって必要な経験だと思ったから。




