『フジロック 2日目』からの続き。
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3日目の朝、正確には昼過ぎ。
ようやく、女子達の目覚まし隊お部屋訪問によって僕ら男子チームは起こされ渋々用意を始めた。
イベントの最終日ともなると、皆なんだか寂しくなるのだろう。
宿の入口前で集合写真を撮ることになった。

女子の後ろに男子6人が並ぶ。ダルそうに突っ立ってた男子の前で、卒業写真風にキメたり「F」「U」「J」「I」の文字を体現したり、いろいろ率先する女子達はノリノリでした。こういう女の子のノリは普通にかわいいと思うし、写真としてもとても素敵な構図だったので、オレは正面からの全パターンを焼き回してもらうことにしたよ。
そうこうしてるうちに遅れて出発したが、とあるメンバーが見逃せねーというのがもうすぐ始まるらしかったので若干の急ぎ足に。


MIKAのステージ。
「MIKAちゃんてどんな女の子ちゃんなんだ」って思いながら登場を待ってると、歓声に包まれながら一人の男が登場。
「あれー?ミカちゃんわー?」てガッカリするどころか、演奏が始まるとじわりじわり効いて来て「おー!」ってなっていく。
気ぐるみと巨大風船も登場して、さらにこのハッピーな世界観に拍車を掛けていった。これ見てたグリーンステージに居た奴ら、みんな気持ち悪いぐらいの笑顔してたんじゃねーかな恐らく。
●Mika - Grace Kelly
●MIKA - lollipop
MIKAが今年のフジ一番の発掘だったのは間違いなかった。
ちなみに、帰りのクルマの中でMIKAのアルバムを聴いていたら、既に持ってる2人を除いた残り4人がお買い上げを即決した(オレ含む)という逸話も。そして、その後も各々の職場で広まっていってるらしい。オレのMIKAアルバムも社内で10人ぐらい経由したよ。なんて感染力なんだ!
ショーが終わり、「いやー良かったァ!」なんて言いながら、OASISでゆっくりしてると雨が降ってきた。フジロックには雨は憑き物なので、みんな焦らずカッパスタイルへと切り替える。もう慣れっこ。

女子2人が赤のカッパ着て立ってるだけの構図を見てなぜかエロスを感じた一部のド変態男子さんが、カメラを構えながら興奮気味に「もっとこう、足を交差させてみようか」なんて要求してる気持ちに共感してしまい、ついカメラを取り出してしまった自分が憎い。
クラムボン。
ボーカル原田郁子の声に、期待通りの爽やかな元気を与えてもらった僕ら。
一緒に聴いてた男子は、「俺、これから好きな女性有名人は誰?って聞かれたら、滝川クリステルと原田郁子って答えるわ」っていうほどに感激してた。
ちなみに、帰りのクルマの中で彼は、「週刊フライデーの滝川クリステルのヌード袋綴じが、滝澤クリスタルっていうそっくりさんでもなんでもないクソ女だった!」と憤慨した実話を話してくれたし、話しながら首都高の急カーブを勢いよく曲がってた。なんてハンドル捌きなんだ!


そうこうしてううちに、日も落ちてスカパラ&ケミカルブラザーズの時間がやって参りました。
スカとテクノ、毛色は全然違うけどテンション高めの一同は相変わらずの盛り上がりでワッショイ、一丸となります。ケミブラの途中にハイタッチした横の外人さんとも、カタコトで楽しく話したりして楽しかったよ。
自己紹介でもしようと、「最近、えーと、彼女出来たって、I got a girlfriend.ってgetの使い方間違ってるんよね?なんて言うの?」なんて困惑しながら横に居た男子にも外人さんにもいろいろ教えてもらったけど、最後はよくわかんないうちに留学経験ありの男子が「プライスレス!」って叫んでお別れした。なんのこっちゃ。だけど、そんな思い出がプライスレス!だよな。
そんなプライスレスな彼と、深夜の屋内ステージを早々と抜け出し、散歩がてら深夜のトークタイムを設けることにした。

閉幕した人の居ないグリーンステージで立ち尽くす僕ら2人。
オレの遅咲き恋愛の話やメンバーの話、仕事の話などを真剣なトーンで語り合う。
オレは、ふざけた話も好きだけど真剣な話をするのも好きだ。
(『真剣10代しゃべり場』もネタ的に大好きだ。)
そして、こういう時間をサシで過ごすというのは、オレにとって心を開いた相手じゃないと出来ないし濃密なことだと思う。

「いや~最高やねーー。」
「そこの2人!芝生から出てください!寝ないでください!」(注意された)
遠くのレッドマーキーでは、まだガンガン音が鳴っている。
それを離れた位置で聴きながら、静かに話す。
こういうフジロックも、またいい。
その後OASISに戻った途端に睡魔に襲われて、2人ともダウンした。
明け方になって、オレは簡易トイレの中で泣きそうになりながら自動的に吐けそうな嘔吐マティックな体勢を保ちつつ、「でも吐きたくないなぁ気持ち悪いし」の葛藤と戦っていた。その後なんとか持ち直し、瀕死になりながら宿に戻った。
後から聞くと、この時間帯は他のメンバーも、ステージ横でぐったり倒れてたり、椅子と同化したまま微動だにしなかったりの状態で闘っていた模様。
「ちょ、、誰か助けて、死ぬ・・」って頭グワングワンなってたこういうフジロックも、またいいんだろーな。
てなわけで、今年のフジも楽しかったです。帰ってから1週間ほどフジ病に掛かって仕事が手につかない人も何人かいましたけど、また来年よろしくフジロック、でいきましょーよ!
おしまい。
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