デジカメを持って大阪ミナミをぶらり旅してきました。
大阪ミナミといえば、通天閣でお馴染みの新世界というエリアがあるのですが、まだ深く攻めたことがなかったので、今回はカメラ片手にそこ一帯を歩き回ろうじゃないかということで相方のファイティング弁慶(仮称)と行ってきました。
オレ達がいつもぶらり旅に行くときに重視していることは、なるべくメインストリートではなくそこから少しそれた道を歩いて行くこと。その方がおもしろい被写体とも遭遇できたりするので、一味違った視点で街を探索出来る。なので今回も、直接新世界を目指さずに手前の駅で降りて歩いて近づいて行くことにしました。

なんだこれ。
野球少年が練習に励むグランドの隅の方に、なぜかうどんの生めんが。
なんてシュールな絵なんだ。さっそくパチリ。
他にも、なぜかバイクに常設されてたハロゲンヒーターや歩道に積まれた無数の便器などといった意味不明のコラボレーションが登場し、そんな期待通りの展開にいちいち盛り上がるオレ達。

通天閣と便器。もはや芸術の域ですよ。

新世界に到着。このアングルが一番ステキ。
オレ達ビギナーはもう何も考えず、とりあえず定番コースを回ることにしました。
まずは通天閣を昇る。
高いとこから見下ろす行為そのものには別に物珍しさ感も何もなかったけど、真下から塔を見上げながら地元住民の営みに混ざって一服するのはなかなか乙だと思いました。

スマートボールに興じるファイティング弁慶。馴染み過ぎ。

続いて串カツ屋。
ここでこの日一番の衝撃が走った。
なんだよただ油で揚げただけなんだろ、とか思って油断してたらその旨さに完全に持ってかれた。
もうね、この串のうまいことうまいこと。
アルコールも入ってすっかりハイテンションになってたもんだから、思わず二人揃って
「うめめめめめめめめ!おばちゃんナス追加!」
てなったり、反動でうっかりソース皿もこぼしちゃいますってそりゃ。
つーか、肉よりも野菜本来の旨みの方がすごいことになっていたので、おまえらも機会があれば、是非ナスとれんこんあたりをご賞味頂きたい。きっと、お気に召します。オレ達は、『ミスター味っ子』の味王ばりに恍惚の表情を浮かべてたよ。
それにしてもここら一帯はホントに串カツ屋ばっかで、しかもすげー行列出来てる店と暇そうな店がキレイに分離してるところに、串カツの奥深さを垣間見たような気がした。
「是非また来たい。これ食うためだけにでも来たい!」
「オレは串カツのためならいくらでも金を積む!」
などと、この場にカワイコちゃんの詐欺師がいたらお手軽にカモられそうなくらいすっかり気持ちよくなってた二人は、その酔いも醒めぬまま天王寺方面に向かいました。
あまりに気持ちよくなっている時というのは、もう何でも面白く感じるもの。
天王寺動物園の真横を歩きながらフェンス内側から覗く普通の野鳥を見て笑ったり、その逆側のフェンス外側にびっしりと続いたホームレスの長屋に、「あー、ここは霊長類ヒト科のコーナーかなー?」と失礼極まりない発言をした後、「あーこれも併せてトータルで動物園なんだ」というブラックジョークも飛び出します。でも確かに、こういうダークサイドも含めて見て行かないとなァなんて。

天王寺駅前で椅子と机を持参してまで将棋に励むおじいちゃん達。
おいおい、真横でクルマがブンブン走ってますよ?
酔いも醒めてきた後は、普通に天王寺ショッピングを楽しみました。
ここからは一気に客層も変わって若者中心でしたが、やはり昼に新世界で見たような『日活浪漫ポルノ館から堂々と出てきたおっさん達』みたいないい構図には出会えませんでした。
その後もどんどん北上しながら、なんば・堀江・アメ村を回るというハードコースを歩きました。途中、大阪随一の電気街である日本橋の片隅にメイド喫茶を偶然発見するも、目の前を秋葉系のおっさんが入店していくその後に続いてオレ達もご主人様として乗り込んでいくのは、その時のノリもあってかやめときました。
あーでもやっぱ、レッツトライしてもよかったかなーなんて今さらになって思ってるので、次の機会にはご主人様になって、わざとスプーンを落としたりしてきたいと思います。
そんなこんなありながら、ようやく地元の相方の家にまで帰ってきました。
ここで一服していると、なにげに通天閣のパンフレットに付いてたペーパークラフトを作る競争が始まりました。

「ここをキレイに切り取ってこっちに差し込む、と。」
順調に塔が出来上がっているかのようにみせかけて、細かい作業にだんだんとイライラが募っていく二人。
よーしそろそろ完成かーと思われた次の瞬間、

通天閣崩壊。
あまりの作業の細かさに耐えきれなくなって、ついついコブシを振り下ろしてしまいました。いっけねーーやっちゃったーー☆
横を見ると、熱心に作業中だったはずの相棒も、いよいよ完成間近だったはずの通天閣を力強くゴミ箱にねじ込んでいましたとさ。
楽しかったです。おしまい。










