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SAW1/SAW2/SAW3


■SAW
【評価】 ★★★★★★★★★☆ 9点
【公式サイト】 http://sawmovie.jp/

■SAW2
【評価】 ★★★★★★★☆☆☆ 7点
【公式サイト】 http://saw2.jp/

■SAW3
【評価】 ★★★★★★☆☆☆☆ 6点
【公式サイト】 http://saw-3.jp/

【本家公式サイト】 http://www.sawmovie.com/


【総評】(ネタバレなし)

『SAW』の巷の評判については、そこらへんのレビューサイト観てもらえばいいとして、オレ自身の感想はというと、1作目を借りてきて観賞してる時の様子をまずご覧頂きたい。


SAW観たときの様子
(クライマックスシーンを鑑賞中)

↓↓↓


SAW観たときの様子


この顔なんですよ。
横で一緒に観てた友達がマジでこのムック顔になってた。そんで多分オレもこうなってた。


オレってあれこれ先の展開考えながら映画観れないタイプの人なんですけど、素直にそのままストーリーを追いかけていって最後のオチをキレイに決められた時の、清々しさっていうんですか。残虐シーン満載の映画って後味悪くなりがちなんですけど、これは爽快感すら感じさせてもらいました。監督すげーわって拍手した。

 
次に『SAW2』。

続編モノって大概は、1作目が人気出て収益が見込めそうだから無理矢理にでも続編をリリースして案の定コケるってパターンが多いと言われてますけど、これは前作のテイストもラストのオチの衝撃もしっかり受け継いでるので安心して観れます。ただ、ちょっとばかし設定が強引な気がした。でもおもしろかった。

このシリーズのラストの落とし方の特徴として、「積み上げて積み上げて積み上げたモノをひっくり返す」というのがあると思ってるんですけど、僕ら観てる側の視点っていうのは、通常は映画の主人公に合わせるもんじゃないですか。もしくは、ジグソウのゲームに立ち向かっている登場人物の一人に。

彼らの目線になって、殺されないように心のどこかで応援しながら、映画の中ではそいつがジグソウのゲームに生き残って生き残ってしてるんですよ。で、このまま最後まで行っちゃえーとか思って観てると、急に「あれれれれ」ってなって最後に「あーやられた」と、「監督の手の平で踊らされていたんだな」ってことに気付かされるわけなんです。それでもシナリオが練られてるから、別に悔しくなくて素直にすげーってなるんですよね。

 
そんで、最後に『SAW3』。

昨日、同僚と会社帰りにレイトショーで『SAW3』を見てきたんですけど、小腹の空いてたオレ達は上映15分前でチケット買ってる状況で、この後ダッシュで松屋あたりに食いに行くかそれとも売店のホットドッグで簡単に済ませるか迷ってたんです。

で結局、余裕を持ってホットドッグとアイスコーヒーにしたんですけど、これが大正解だったんですよね。

映画公開前のyahooニュースかなんかで『SAW3』がグロ残虐シーン満載過ぎるため映倫審査になかなか通らないという記事をを知ってて、「そうやって注目集める手法なんでしょ」とか思ってたけど、開始10分から「もうマジでやめてくれ」っていうぐらいに凄惨シーンの連続で、アイスコーヒー持つ手も震えますよそりゃ。

前作までも、こういったグロシーンは多々あれども、ちゃんと間隔置いてやってくるからまだ耐えられたんですけど、今回は「おいおいそこまで詳細に見せなくていいから!そこカットで!」というぐらいに次から次へとやってくるもんだから、時々目を瞑って観ないようにしたりグロ効果音を脳内変換で美味しい料理番組のシーンに持ち込んでやり過ごしたり、あと、隣で観てたヤツも動揺からかポップコーン爆発させたりしてました。

視界の端で突然ポップコーンが舞った瞬間はちょっと笑えましたけど、オレ達だって、もし劇場入る前にホットドッグじゃなくてとんかつ定食でも食ってたとしたら、とんでもない惨劇になってたかもしんなかったので、正直ほっとしたよ。

で、ストーリーの内容うんぬんについては、まあ、おもしろかったですけど、それ以上に観るのがしんどい映画でした。お馴染みのラストの持っていき方や落とし方については、うまいなとは思いましたけど、1作目,2作目観た後に残る「やられた感」は訪れませんでした。それに、このシリーズで毎回ジグソウが語ってるテーマもだんだん弱くなってきてるようだし。

感想は、怖いというか疲れたの方が強いというか。これ、目をそらさずに観るのって罰ゲームに近いんじゃね?そういう意味では、もう一回観たいとは思わない珍しいパターン。


『SAW』シリーズはこれで完結するとか思って観てたんですけど、さっきネットで調べてたらガセか知らないけど5作目まで準備してるみたいですね。なんだかんだで、全部観ちゃうんだろうなー。

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レビュー FF3 FinalFantasy3 ファイナルファンタジー3 エフエフ3

■FinalFntasy3(NintendoDS)
【評価】 ★★★★★★☆☆☆☆ 6点
【公式サイト】 http://www.square-enix.co.jp/ff3/

【総評】(ネタバレ注意!)

うーん、一言で片付けるとしたら「名作が凡作に」ですね。

この作品については、ファミコン版(以下、FC版)が大好きで思い入れもあり、ずいぶん前から心待ちにしていただけに、厳しめの判定になりますが、正直、期待外れでした。

最後も惰性のまま終わらせたからね。DVD観ながらクリスタルタワー登ってて気付いたらドラゴン相手に全滅させられそうになってるぐらいのプレイスタイルといえば通じるでしょうか。その程度の熱中度でした。クリア後の隠し要素も残ってるみたいだけど別にもういいや。


ていうかですね、まず、目新しさ以外に3Dにしたメリットってあんの?

そりゃ長年リメイクされそうでされないまま温めてきた本命ソフトを投入するわけですから、そのままの2D移植じゃ市場にアピールできないのはわかりますけど、今作はその3D化がゲーム性を犠牲にしたといってもいいんじゃないでしょうか。

少なくとも2Dゲーム慣れしてるオレには、この3D化のデメリットがすげー目に付いたんですけども。


画面遷移のテンポが悪くなったのはまだ許容範囲だとしても、3D化して普通に遊びにくくなってるし演出面でも明らかに弱くなってる、どゆことですかこれわ。

街やダンジョンなど、カメラアングルが近すぎてどういう地形なってるかわかりにくくてイラついてくるし、それに伴ってダンジョンが簡略化されて迷う楽しみも皆無だし、クリスタルタワー最上階の5匹の竜が…っていうイベントも画面サイズに収まんなくて見えないから何のことかわかんなくて「(゜Д゜)ハァ?」だったし(FC版で知ってたけど)。

あと、戦闘シーンで使えるポリゴンの描画数にも限りがあるから、敵キャラも最大3体しか出てこないし、そのおかげで全体攻撃できる黒魔法/召還魔法の価値がなくなったし、あと天野喜孝氏デザインの敵キャラもポリゴンになって魅力半減。FC版の荒いドットで表現されてた迫力があまり感じられなくなってた。多分、天野絵とポリゴンは相性悪いと思う。

そんな事情もあって、戦闘のバランスは調整されててFC版とはほとんど変わってます。そのせいかわかんないけど、敵キャラの攻撃パターンもなんだか無個性に変更されててすごい残念です。

FC版の時には、うろ覚えだけど、「ほのお」攻撃連発のジンとか、バリアチェンジで翻弄するハインとか、凶悪な「いかずち」連発のガルーダとか、即死的な攻撃力の2ヘッドドラゴンとか、そういうのを嫌味なほどやってくる印象的だった敵キャラがいたんですけど、今作では皆さんずいぶん控えめなようで、思い出に残る戦闘はラストバトルしかないなぁ(理由は2回全滅したから。)


そうそう、それとFC版では無設定だったキャラクターそれぞれに設定が付くようになってた。この追加要素は別にアリなんだけど、だからといってストーリーに深みを持たせたわけでもなく、ただ4人を区別させたかっただけなんだろうという印象に終わる程度だったので、個人的には、FC時代の無個性キャラ4人の方が、自分でいろいろキャラ付けできて楽しかったという懐古主義。白魔道士の時はグラフィックに合わせて設定は女の子にしたりとかね。

それにしても、イベント時の3頭身キャラの人形劇は素直におもしろくなかったなぁ。いっしょのモーションの使い回しばっかで。

街の踊り子とかシドが隠し部屋空ける時とかウネの目覚めシーンとか4じいさんの盗み聞きとか、FC版の演出みたくもうちょっと頑張ってほしかった。という点もあってイベントの演出面も×。


んで、最後のエンディングの演出こそお得意のムービーで魅せてくれる、とか思ってたんですが、どうやらROMの容量が残ってないみたいでここでも肩透かし。オープニングに使い過ぎたみたい。

そういや曲の音質もずいぶん落としてるみたいですね。もったいないけどそれもしょうがないよな。でもどっちにせよ、FC版のオープニングとフィールド曲「悠久の風」には勝てるわけはないよな。。


うーん、こういう風に書いてくといい点があまり思いつかないけど、リメイク元があまりに出来すぎだからしょうがないかもしれませんね。。

名作の携帯ゲームリメイクということで、当時のユーザーもターゲットにいれなきゃなんないし、携帯向けに調整しなきゃなんないし、かといってFCよりショボくできないし、作る方はいろんな制約(大人の事情も含めて)に縛られて大変なんだろうなーと思いました。


作る人はタイヘン。これがクリア後に残った感想です。

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スウィングガールズ

スウィングガールズ

【評価】 ★★★★★★★☆☆☆ 7点
【公式サイト】 http://www.swinggirls.jp/index.html
【予告編映像】 http://www.apple.com/jp/quicktime/trailers/toho/swinggirls2_large.html

【総評】

ダメダメ女子高生が、紆余曲折ありながらもビッグバンドジャズを大成功させる―――

映画の予告映像の時点で、もう既に話の大筋はわかっているのに、そのわかりきったストーリーをそれでも観たいと思わせるのは、やはり素材の勝利でしょうね。

「ジャズやるべ♪」

これだけで田舎の女子高生がジャズを楽しんでる様子が目に浮かぶ。ナイスコピーだわ。

こんなステキな設定と、オレが好きな『ウォーターボーイズ』の流れを汲んでいるだけで、もう既に楽しめることは保障されてるようなもの。実際、期待通りに楽しめました。

この映画で特筆すべきは、わかりやすい展開となにより恐ろしくストーリー進行のテンポがいいこと。楽器を買おう→お金がない→バイトをしよう→大失敗→メンバーが離れていく、みたいな壁に何度かぶち当たったりするけど、その度に御都合主義よろしくで話が好転していく。

映画のタイプによっては叩かれるこの要因も、このスウィングガールズに関してはそういうのが許されるノリになっているどころかそういう展開が観てて楽しいわけで、そのせいで物語の展開が途中でダレることなく一気に突っ走っていく気持ちよささえ感じることが出来ます。

ラストの演奏の興奮というのは、『ウォータ-ボーイズ』のシンクロもそうだったけど、やはりジャズのド素人の女子達がこの映画の為に実際に練習しているというドキュメンタリーを知ってるからこそ生まれる感動なんだろうな。その『適度に上手な演奏』こそがここでは『最高の演奏』になりますよね。これがもし、別録りしたプロの音を重ねてたら、この映画は終わってたと思います。

でまー、誰でも安心して観れるいい映画だったんですけど、あえて言わしてもらえば、期待通りではありますが期待以上ではなかったということ。ラストの締め方もちょっと印象が弱いんで、何か物足りなさを感じてしまったのが残念でした。ありがちだけども、ライバルの存在とかラブの要素とかあれば物語に厚みが出来たんじゃないかと。あ、でも安易にそういうの盛り込んで物語のテーマがブレたら意味ないか。でももうちょいサイドストーリーが欲しかったかもしんない。

音楽出来る女子はカコイイ。というわけでDVDを買うには至りませんでしたが、さっそくサントラを借りてきました。なんだか無性にスウィングしたくなってきた。いろんなスウィングがしたくなってきたよ。

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