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NHKで『真剣10代しゃべり場』がやってたので久々に観てた。

しゃべり場
写真はイメージです。


今日のテーマは『ほんとに好きな格好をしてるの?』

提案者の女曰く、「流行に流されないで自分の意見を持って外見にこだわりを持とう」とのことでした。「『周りと同じ格好をしていないと不安』という気持ちをみんな持っているのではないでしょうか?」だって。

なんかずっと前にも、「みんなランキングに振り回されて、本当に自分が好きだと思うものが、ホンモノが、わからなくなっている!」と叫ぶ女もいましたけど、しゃべり場でやってるこの手の主張というのは結局、「最近の若者の中で他にこういう考えの人あんまりいないと思うんだけど・・・」って感じで始まって、『流行』『没個性』というフレーズごとぶった斬ってるんすよね。そんで「みんな、もっと個性的に!」って主張するわけですよ。「じゃねーとおめーらパンピーのままだよ?」って言いたいぐらいの勢いで。(ってぐらいの印象を受けることもありました)

「最近の若い人って周りから飛び出すのが怖いからだと思うんですけどね・・・」
「流行ってモノのくだらなさってのはわたしもわかってるんだけど・・・」

こういう発言も含めて彼らの言いたいことはよくわかってるつもりなんですけど、でも最近の若者ってホントに横並び主義な奴ばっかなんかなー?と、オレの周りの友人達を思い出しつつも、じゃあおまえらの言う『個性』ってなんだと。『流行』に乗っちゃうのってそんなにダメなのかと。っていうことをふと考えちゃいまして。

流行に乗らないこと・他人に流されないことを「個性的で良し」とするなら、それは逆に、「流行ってないモノを選ぶ」という選択に流されてはしまわないだろーか、とか思ったんですが。そういう意味では、方向は違えど結局のところ流行に流されてはいるのではないかってね。

だから別にある程度流行に・ランキングに流されてたってもいいじゃないですか。流されてるヤツをそんなに斬り捨てなくてもいいじゃないですか。ファッションとか歌とか映画とか、流行は所詮流行なんだし、割り切って大いに参考にして楽しんだらいいじゃないですか、そっちの方がいろんな意味で楽だし。

もちろん、ランキング関係なしに自分でいろんなこと調べて自分に合ってるの探していくのはステキな事だと思うけど、みんながみんなそこまで高いレベルで考えてるわけじゃないから、独り善がりのモノサシで計って他人を斬るっていうのもなんだかなーと思った。


ただでも、やる事為すことが流行の域を出ない人はやっぱ「つまんない」と思われるかもしんないね。確かに、なにかしらの分野でマニアックな知識持ってる人はスゴイと思うしお近づきになりたいとオレは思うわけですけど、そういうことが言いたかったんだろうね彼らも。

それにしても、10代であんくらい尖がった考え持ってるのってのいいね。やっぱあいつらはなにかしら個性的な集まりですよ。正直、彼らをちょっとスゴイと思うこともある。若さゆえのヌルい意見も多々出てきますが、今日も、テリー伊藤口調で語る男とか、まったくかわいげのない早熟タイプ14歳とか(次回『みんな世界が狭くない?』というテーマで登場)、「それってマジどうでもよくね?」と早口でまくしたたえるギャルとか(議論になりません)、なんだかんだで観てておもろいわこの番組。

関連リンク「ちょっぴり話題になった歴代キャラ」

えーと、お互いがんばろーぜーってことで。

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フォーンブース

フォーンブース

【評価】 ★★★★★★★★☆☆ 8点
【公式サイト】 http://www.foxjapan.com/movies/phonebooth/
【総評】
シナリオ上のルールが「電話を切れば殺される」という、非常にわかりやすいもんだから、余計な考えなしでスっと入っていけるのが良いよね。映像の9割が「電話ボックス内で追い詰められてる男」だという構図もおもしろい試みだと思ったし、これで80分ちゃんと見せてるのがすごい。そこは主演コリン・ファレルの「クール男が汗タラタラしてる困り具合」を素直に評価したい。

この映画のポイントとしては、電話ボックスの中と外で2つの状況を作り出してること。電話ボックスの中では、コリン・ファレルがライフルで狙われながら脅迫されてるというのに、その外では通話内容もこの危機的状況もうまく伝えることができない(助けを求めたいけどしゃべると撃たれちゃう)もんだから、「近そうで遠い・見えてるのに伝えれない」みたいな感じの危ういバランスがうまく緊張感を演出してた。

CUBE』もそうだったけど、こういう潔いアイデア映画はポイント高いですよ。撮影期間10日間というところも合わせてアイデア賞を贈りたいです。

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ハウルの動く城

ハウルの動く城

【評価】 ★★★★★☆☆☆☆☆ 5点
【公式サイト】 http://www.howl-movie.com/
【総評】
うーん、難しいすね。何が難しいかって、物語のテーマがよく見えてこないんすよ。観終わった後に、「どんな映画だったか」を伝えるのに困るというか。

これがおばあちゃんとイケメンの愛がテーマだったならわかりやすいよ。それか、暗に戦争反対を論じたテーマだったとしてもまだわかる。なのに、それらをテーマとして語る程の描写があまりにも足りないため、観た後にはちゃんとしたカタチで何一つ残らなかったという感じ。(何回か観てわかってくる類の映画なのかもしれませんが)

オレがイマイチ物語に入っていけなかった理由に、『展開の読みにくさ』が挙げられます。悪い魔女に呪いでおばあちゃんにされてしまった主人公。さあどうしよう。そうだイケメン魔法使いのもとに行って治してもらおう。わかりやすいこの流れのまま行ったら良かったんです。その過程でわかりやすくイケメンと恋すりゃ良かったんです(別にしなくてもいいですが)。それが、そこらへんのエピソードをそのまま横に置いときながらも、戦争だとか悪魔だとかいくつも話を詰め込んできて、それでうまくまとまればいいですけど、反対にそれらのどこに焦点を当てたらいいかわかんなくなってしまって途中から着いていけなくなりました。すべての映画に当てはまるわけではありませんが、ある程度、話の大筋を導いてもらわないと、こっちはどういう風に観ていいか困りますよ。

そんなこんなで最後には、広げすぎた風呂敷的展開はよくわからないままハッピーエンド風に丸く収めされそうになってた。なんだそりゃと。戦争の終わりってそんなもんでいいのかと。っていう印象を強く残したままで閉幕。

まーそんな支離滅裂話でも、登場キャラがちゃんとステキに動いてりゃそれだけでも楽しく観れるんですが、残念ながら今回の宮崎アニメはそこも今までの作品と比べても弱かった。主人公ソフィーやハウルの弟子の子供・火ぐらいはまだいいんですけど、肝心の、ソフィーが愛したというイケメン・ハウルにどうも魅力を感じず。観てる側にハウルの魅力を伝わらないと、2人が無事にくっついたってどうなったって「愛」というテーマに重みも何も感じるわけないですよね。そういうことなんす。

いったいどうしたんだ宮崎駿、というわけで、オレの中で歴代宮崎作品の一番下にランクインしてしまった今作。確かにハウル城の迫力・存在感はさすがでしたけど、完成度という意味でこの映画は相当ヒドイものだったとも言っときます。でも2回目観るときはいろいろと自分で間を補完して観たら新たな発見があるかもしれないなーという駿マジックもほのかに期待しつつ、2年後ぐらいの金曜ロードショーを楽しみにしときます。


関連リンク

オレの言いたいことを全部吐き出してくれてる鋭いツッコミが冴えるレビューなので、ハウル鑑賞後のもやもや感をすっきりしたい人は是非飛んでください。余りにも的を得ているので、上に書いたオレのレビューは彼の書いてることにならってることを白状しときます。すいません。

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