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アイデン&ティティ

アイデン&ティティ

【評価】 ★★★★★★☆☆☆☆ 6点
【公式サイト】 http://www.iden-tity.com/
【総評】
バンドブームに乗っかってメジャーデビューしたまでは良かったけど、そのブームが過ぎ去ると共に自分達も取り残されてしまって、理想と現実の壁にブチ当たりながらこれからどうするんだ俺達はっていうバンドのお話。

これ見て自分の中で何を感じるかってことなんですよね。曲作りにおいても仕事においても、まあ何にでも言える事だけど「自分のやりたい曲」が「売れる曲」とは限らないわけで、時に疑問を感じながらやっていかなきゃなんない事ってありますよね。「自分達のロックを貫く俺達はカッコイイ。だけどそれじゃあ食っていけない。」そんなジレンマに押し潰されるメンバー達の姿と、それをなんとか自分らなりに克服していこうとする姿がおもしろかったです。


≪―――――――以下ネタバレ含む―――――――≫

中島のカノジョ役はああいうキャラ設定がいいのかもしれないけど、彼氏を「キミ」って呼んだりなんなりで、あまりリアリティはなかったな。そういうもんなのかな。あと、ラストは変に華々しくなくて良かった。あれがもしオリコン1位になる絵とかだったらロックもクソもないとこでしたよね。

ちなみに主演の峯田はGING STEADYのリアルライブの時でもあんなMCをします。そういう意味でも劇中の中島役・峯田はハマリ役で、もうこいつ以外のキャスティングは考えられませんでした。あそこまで狂ってるほど自分の音楽を貫ける男でなければ、「この歌をロックを単なるブームとして扱ったバカどもに捧げる」「大人を困らせたいんだ」っていう名ゼリフにも説得力はなかっただろうね。うん、ミネタカコイイ。

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ドーン・オブ・ザ・デッド

ドーン・オブ・ザ・デッド

【評価】 ★★★★★★★★☆☆ 8点
【公式サイト】 http://dotd.eigafan.com/top.asp
【総評】
ちょっと前に見た 『28日後・・・』と「自分達以外街中ゾンビ大感染」という設定がほぼ同じなんで比べられることが多いみたいですが、こっちは純粋なサバイバルムービーで、あっちとはコンセプトもまるで違ってました。『28日後・・・』が、この絶望的な状況下で「どう生きるべきか」というモラルうんぬんをテーマにしている(と思う)のに対し、『ドーン・オブ・ザ・デッド』は「どうやって生き残るか」をテーマにしています。簡単に言えば「live」と「survive」の違いとでもいうのでしょうか。

ショッピングモールに立てこもった生存者数名と、その周りを囲む膨大な数のゾンビ達、そしてそこにトラックでやってきた新たな生存者達。受け入れるのか、見殺しにするのか。建物の中は安全なんだけどじゃあそこからどうするのか。などといった重い選択肢に、こいつらはどう挑んでいくのかっていうのが見物です。もちろん、いくら仲間だろうがちょっとした傷ですぐゾンビ感染しちゃうんで、「うわ・・・」っていうような非情な事態もお楽しみ頂けて良かったです。

≪―――――――以下ネタバレ含む―――――――≫

ショッピングモールの向いの銃器屋にも一人生存者がいて、そいつとのやりとりが物語のいいアクセントになるはずだったんですけど、もうちょっとそいつとの絡みがほしかったというか、あっち側の状況ももっと見せてくれたほうがあいつの存在感も増したのになーという感想が浮かびました。かと思ったら、ディレクターズカット版には「アンディ銃器店から発見されたテープ」の映像特典がついてくんのな。やらしいよな。

あと、こういう映画の盛り上げ方としてしょうがないところもあるんですけど、「なんでわざわざ夜にそこに行くの?明るい昼にでも行けよ。」っていうような盛り上げ方もちょっぴりあったりしてね、追い詰められてそうなったならいいんですけど、そういうところもちょっち気になりました。

ラストの締め方については、ビデオカメラ視点で終わるあの方法でオレはいいと思います。うまいと思います。助かったとも取れるし、やられたとも取れるし、変に結論付けても別にいいことないんで。

あとは、CJというヒゲのおっさんがナイスガイだったのと犬好き娘が可愛かったです。あの娘の残酷シーンがなくてホントによかったよかった。

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