
【評価】 ★★★★★★☆☆☆☆ 6点
【公式サイト】 http://www.iden-tity.com/
【総評】
バンドブームに乗っかってメジャーデビューしたまでは良かったけど、そのブームが過ぎ去ると共に自分達も取り残されてしまって、理想と現実の壁にブチ当たりながらこれからどうするんだ俺達はっていうバンドのお話。
これ見て自分の中で何を感じるかってことなんですよね。曲作りにおいても仕事においても、まあ何にでも言える事だけど「自分のやりたい曲」が「売れる曲」とは限らないわけで、時に疑問を感じながらやっていかなきゃなんない事ってありますよね。「自分達のロックを貫く俺達はカッコイイ。だけどそれじゃあ食っていけない。」そんなジレンマに押し潰されるメンバー達の姿と、それをなんとか自分らなりに克服していこうとする姿がおもしろかったです。
≪―――――――以下ネタバレ含む―――――――≫
中島のカノジョ役はああいうキャラ設定がいいのかもしれないけど、彼氏を「キミ」って呼んだりなんなりで、あまりリアリティはなかったな。そういうもんなのかな。あと、ラストは変に華々しくなくて良かった。あれがもしオリコン1位になる絵とかだったらロックもクソもないとこでしたよね。
ちなみに主演の峯田はGING STEADYのリアルライブの時でもあんなMCをします。そういう意味でも劇中の中島役・峯田はハマリ役で、もうこいつ以外のキャスティングは考えられませんでした。あそこまで狂ってるほど自分の音楽を貫ける男でなければ、「この歌をロックを単なるブームとして扱ったバカどもに捧げる」や「大人を困らせたいんだ」っていう名ゼリフにも説得力はなかっただろうね。うん、ミネタカコイイ。
- 過去日記:『GOING STEADY 峯田和伸を拝む』
- 銀杏BOYZオフィシャルサイト:http://www.hatsukoi.biz/


