
前回からの続き。
「女のコからメールの返事が無い、というのも返事のうちです。」
フトンの中でローリングしながら、まだ前回の件のことを考えて朝目覚める。
そんで辛くなって、またフトンの中に潜り込んで昼まで寝る。
一人で静かに盛り上がって、一人で勝手に沈む。そこに相手は不在なのに。
このままじゃダメだ。気分を切り替えよう。今日は部屋の掃除をしよう。
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「本当はその娘のこと別に好きじゃなかったんじゃないの?」
オレが、『A子さんからのアプローチを受け流していたら愛想尽かされて俺涙目』の件について、話を聞いてもらっていた友達にそんなツッコミをされた。
好きか好きじゃないかの基準ってどこにあるだろう。といつも迷う。
数回一緒に遊びに行っただけでは、よくわからないというのが本音。
・かわいいと思ったことはある。
・んーー・・・と思ったこともまあある。
・オレを慕ってくれていたのはうれしい。
・今、会って話がしたい。
ただこれだけのこと。
ということは、ただこれだけの『好き』なのか?
でも、
・今、連絡がなくてすごい苦しんでいる。
これだけでも十分な気もする。
考えすぎるとよくわかんなくなってくる。
よくわかんなくなってくるけど、それは時間の経過が判断するのだろう。
あんだけ騒いでたけど1ヵ月後には冷静に戻ってたら、それだけのことだったのだろう。
そんな冷めた視点で物事を考えるのは嫌なんだけど、結局そういうものなのかもしれない。
ただ今のオレは涙目であるという事実がそこにあるだけなのだと。
そして、こういう論理武装を敷いておくことで、オレはいずれ来たるであろうショックに備えているのだということを。



