
ずっと彼女が居なかったことに対して、強い劣等感を抱いていた。それはもう強く。
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仕事も趣味も人柄も考え方も外見とかも全部ひっくるめて、オレという男はどうなんだということを自問した時、学生時代の頃ならともかく今では、そんなに悪くないだろ闘っていけるだろ、と自分の中では思っていた。
ここで言う『闘っていける』というのは、別に女の子に対してどうのこうの出来るというよりは、どっちかって言うと、他の男子と並んでも気後れせずに対等の気持ちでいれる、に近いニュアンスな。
いや、でも例えば男同士の殴り合いの現場に放り込まれた場合とかいう話ならアレですよ、開始2秒でフルボッコにされて折り畳まれて退場とか、いやだからそんなんじゃなくて、こう、なんというか、『一人の男』として生きてますよっていう話。
だけどそこには、大きなコンプレックスがあって、それが『カノジョがいる/いない』に関するアレコレなんだわ。アレコレっていうのは、劣等・嫉妬・自虐やら負の感情が詰まってて、そういうのにオレはずっとヤラれてきたんだ。
「女がどうとか経験とかそんなの年齢は関係ねーって。要は自分の考え方次第じゃねーのか?」
そう言ってた、ある友人の言葉通りに、自虐的なチェリーエピソードをオレ自身が日記上で楽しみながら披露してたのも確かな事実ではあるけど、例えば飲み会で騒いだ後の帰りで一人になった時とか、高校の同級生と2人で夜の公園でたそがれてる時とかネガティブスイッチが急に入ったりするからね、そんな夜は正直辛かったなァ。「なにやってんだよオレわああああ・・・・」って。
そういう意味合いでも、ようやくカノジョが出来た件はオレにとっても、オレの精神面にとっても大きなことだったのかもしれんね。まー、まだ「おまえの男の器ってどうなのよ?」的な苦悩が試される局面も残ってるけど、今はそんなの関係なしに素直に喜んどくよ。
んで、彼女が出来て何が変わったかっていうと、なんだか生活に張りが出た感じがする。別に毎日メールしないと気が済まないとか一切無いけど、むしろそれだったら嫌なぐらいだけど、なんだか青春を白書してるみたいで新鮮な喜びがあるわ。内容ゼロのメールにさえちょっちニンマリしちゃったオレは気持ち悪かったが。
あーおまえらはこの道を何年も前に通ったんだろうなーとか考えるとまた鬱に入りそうだけども、オレはオレなりに非モテエピソード達を抱えながら共に楽しくやっていきたいと思う。
でも正直なところ、自分では『彼女が出来ないような男』だとは思ってなかったけど、半年前にツンデレ相手に苦悩したりもがいたりの紆余曲折がなければ、きっとこのイナイ歴はさらなる更新を続けてたかもしれないなって今ちょっと思ったので、まあよくやったと俺を称えてあげたい。よくやった、がんばれ。ありがとう。



